帝王切開
40歳で初産、現在41歳若葉マーク母ちゃんです♪
帝王切開決定となり、ただただ点滴を高速で受け続けるだけの
退屈な時間を過ごす中・・・
16:00ころ父と母がやってきました。
昔の考え方の母は
「帝王切開だけは避けたかったわ・・・」
「やっぱり下から産んで欲しかったわ・・・」
「でも仕方ないのよね。母子共に健康が一番だから」
そうボヤキ気味www
皆で話してると、ようやく17:00に。
家族全員外に出るように言われ、私は裸になって
ドアの向こうにある手術室へテクテク・・・
ドキドキしながら手術台に上がり、
脊髄に下半身麻酔の注射を打たれました。
両手を広げた状態で固定され、麻酔の効き具合をチェック。
いざ、出産の始まりです♪
メスでお腹を切られる感覚はある
でも痛くない
メチャクチャ不思議な感覚・・・
部分麻酔なんだけど、ちょっと頭もぼぉ~っとする感じ。
どれくらい経ってからだろう???
たぶん数分。。。
「はい!産まれまぁす!」って声が聞こえて
すぐに産声が♪
「元気な女の子です!」
先生や助産師さんや看護師さんみんなの声で
「おめでとうございます!」と聞こえてきて・・・
先生達は手術の続きを。。。
少し経つと助産師さんが産まれたての娘を
私の顔の所に連れてきてくれました♪
「生まれてすぐにウンチもおしっこもして元気いっぱい♪」
そう言われての私の第一声「こんにちは」
頭がぼぉ~っとしてるし、両手縛られて抱っこもできないし、
なんだかすぐに実感が湧かなくて「こんにちは」
でも♪可愛い♪
ジーッと見てると「外で待ってるご主人達にも見せてきますね」
そう言って娘は外へと連れ出されていきました。
その後、私はしばらく手術室で、
遅れてやってきた娘との出会いの感動に浸りながら
先生達の会話を聞いてました。
「どうですか?全部出ましたか?」
「そうですね、全部出たと思います。」
「子宮の戻りが遅いね」子宮をマッサージされている感覚あり・・・
「ちょっとチェックしますね。あ、いいと思います。その位置です」
「こことここが合うのか、じゃあこう縫えばいいですね」
「そうですね」
胎盤が全部出たのかは、切ったところだけじゃなくて
産道もチェックするようで、胎盤が全部出る為に
子宮を手で揉み揉みマッサージされて・・・
胎盤が出た後の子宮の収縮を助ける為に
マッサージ&子宮収縮の注射を直接子宮に・・・
とまあ、後処理に結構時間がかかってました。
その上、手術室は激寒なので、震えが止まらなくなり・・・
看護師さんに「寒い寒い」とうわ言のように訴えかけ・・・
その頃、夫たちは娘との対面を果たし写真を撮ったり、
病室を整えたりしていたようです。
帝王切開なので、丸1日は保育器の中だそうです。
ようやく手術も終え、病室に運ばれた私・・・
とにかく「寒い寒い」と連呼。
でも、温めると出血がひどくなるので、肩の所に何かをかけてもらうのみ。
朦朧としながら「寒い」を連呼する私を尻目に
夫も両親も「今日は何もすることないみたいだから
また明日来るね。じゃあ帰るね。疲れたでしょう?ゆっくり寝て」と
そそくさと退散・・・
もちろん、彼らは気を使ってのこと・・・
でも私は、心の中では
「いやぁぁ!寒いし心細いし帰らないでぇぇ!」と叫んでいる・・・
でも、寒さと脱力感と、朦朧感で声に出てこないwww
みんなが帰って数時間はただただ寒さとの戦いでした・・・
そしてその後、地獄の一晩が訪れるのでした!!