2018年3月 2日 12:16

帝王切開

40歳で初産、現在41歳若葉マーク母ちゃんです♪


帝王切開決定となり、ただただ点滴を高速で受け続けるだけの

退屈な時間を過ごす中・・・

16:00ころ父と母がやってきました。


昔の考え方の母は

「帝王切開だけは避けたかったわ・・・」

「やっぱり下から産んで欲しかったわ・・・」

「でも仕方ないのよね。母子共に健康が一番だから」

そうボヤキ気味www


皆で話してると、ようやく17:00に。

家族全員外に出るように言われ、私は裸になって

ドアの向こうにある手術室へテクテク・・・


ドキドキしながら手術台に上がり、

脊髄に下半身麻酔の注射を打たれました。

両手を広げた状態で固定され、麻酔の効き具合をチェック。


いざ、出産の始まりです♪


手術室イメージ


メスでお腹を切られる感覚はある

でも痛くない

メチャクチャ不思議な感覚・・・


部分麻酔なんだけど、ちょっと頭もぼぉ~っとする感じ。


どれくらい経ってからだろう???

たぶん数分。。。


「はい!産まれまぁす!」って声が聞こえて

すぐに産声が♪

「元気な女の子です!」

先生や助産師さんや看護師さんみんなの声で

「おめでとうございます!」と聞こえてきて・・・

先生達は手術の続きを。。。


少し経つと助産師さんが産まれたての娘を

私の顔の所に連れてきてくれました♪

「生まれてすぐにウンチもおしっこもして元気いっぱい♪」


そう言われての私の第一声「こんにちは」


頭がぼぉ~っとしてるし、両手縛られて抱っこもできないし、

なんだかすぐに実感が湧かなくて「こんにちは」


でも♪可愛い♪


baby2.jpg


ジーッと見てると「外で待ってるご主人達にも見せてきますね」

そう言って娘は外へと連れ出されていきました。


その後、私はしばらく手術室で、

遅れてやってきた娘との出会いの感動に浸りながら

先生達の会話を聞いてました。


「どうですか?全部出ましたか?」

「そうですね、全部出たと思います。」

「子宮の戻りが遅いね」子宮をマッサージされている感覚あり・・・

「ちょっとチェックしますね。あ、いいと思います。その位置です」

「こことここが合うのか、じゃあこう縫えばいいですね」

「そうですね」


胎盤が全部出たのかは、切ったところだけじゃなくて

産道もチェックするようで、胎盤が全部出る為に

子宮を手で揉み揉みマッサージされて・・・

胎盤が出た後の子宮の収縮を助ける為に

マッサージ&子宮収縮の注射を直接子宮に・・・


とまあ、後処理に結構時間がかかってました。


その上、手術室は激寒なので、震えが止まらなくなり・・・

看護師さんに「寒い寒い」とうわ言のように訴えかけ・・・


その頃、夫たちは娘との対面を果たし写真を撮ったり、

病室を整えたりしていたようです。


baby1.jpg


帝王切開なので、丸1日は保育器の中だそうです。


ようやく手術も終え、病室に運ばれた私・・・


とにかく「寒い寒い」と連呼。

でも、温めると出血がひどくなるので、肩の所に何かをかけてもらうのみ。


朦朧としながら「寒い」を連呼する私を尻目に

夫も両親も「今日は何もすることないみたいだから

また明日来るね。じゃあ帰るね。疲れたでしょう?ゆっくり寝て」と

そそくさと退散・・・


もちろん、彼らは気を使ってのこと・・・


でも私は、心の中では

「いやぁぁ!寒いし心細いし帰らないでぇぇ!」と叫んでいる・・・

でも、寒さと脱力感と、朦朧感で声に出てこないwww


みんなが帰って数時間はただただ寒さとの戦いでした・・・


そしてその後、地獄の一晩が訪れるのでした!!